第8章〜第11章

導入・教育・リスク・法令

3ステップ導入、教育とリテラシー、インシデント対応、そして最新の規制動向

第8章 導入の進め方(3ステップ)

AI導入は「小さく始めて大きく育てる」のが鉄則です。最初から全社一斉ではなく、特定の業務・部署で試し、効果と課題を確かめてから広げます(大成建設の段階的展開を参考)。

ステップ内容成果物・ポイント
STEP 1 検証特定の部署・業務でトライアルを実施し、効果と課題を検証する。対象業務の選定/効果測定(時間削減量など)/現場の声の収集。
STEP 2 ルール化本ガイドラインを社内周知し、禁止事項を明確にして利用許可を出す。入力禁止情報・確認ルールの徹底/相談窓口の設置/利用申請の運用。
STEP 3 全社展開ユースケースを共有し、教育を実施して活用を定着させる。社内事例集の整備/定期研修/成功事例の共有会。
図7 導入の3ステップ(小さく始めて大きく育てる)
図7 導入の3ステップ(小さく始めて大きく育てる)

参考:大成建設「AIを適正に利活用する企業へ ~大成建設のAI戦略と責任ある挑戦~」

第9章 教育とリテラシー向上

9.1 推進の責任者と効果測定

教育を「やりっぱなし」にしないため、責任者と効果の測り方を明確にします。

第10章 リスク管理とインシデント対応

10.1 主なリスクと対策

リスク対策
情報漏洩入力禁止情報の徹底、法人向け環境の利用、アクセス・保存・外部送信の管理。
誤情報(ハルシネーション)出力は下書き扱い。根拠の裏取りと人による確認を必須とする。
著作権・権利侵害生成物の照合確認、他社資料の無断入力禁止。
品質・安全への影響安全・品質・構造・法令判断はAI単独で行わず、必ず有資格者が確認する。

10.2 インシデント発生時の対応

参考:『AI事業者ガイドライン(第1.2版)』別添/NIST AI RMF/ISO/IEC 42001(AIマネジメントシステム)。

第11章 法令・規制・公的指針の動向

出典:https://www.mlit.go.jp/tec/content/001995898.pdf